浄土真宗の御脇仏
名号軸
右:十字名号(帰命尽十方無碍光如来)
ここ
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左:九字名号(南無不可思議光如来)
ここ
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絵像軸
右:見真大師(親鸞上人)
浄土真宗の開祖。9歳の時、青蓮院の慈円のもとで得度して範宴と称し、比叡山や奈良で勉学・修行を行う。29歳の時、吉水の法然(源空)に会う事により専修念仏の門に入る。念仏停止の発令にあたり、師とともに越後(新潟)国府に流罪となる(この地において惠信尼と家庭を持つ。)。赦免の後、関東にて布教を行うが、62〜3歳頃に帰洛し主に著述に専念する。
善鸞[ぜんらん]、覚信尼[かくしんに]の父親でもある。
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左:蓮如上人
諱[いみな]は兼寿[けんじゅ]。浄土真宗第8代。第7代、存如[ぞんにょ]の長男。17歳の時、青蓮院の尊応[そんおう]のもとで得度し、ついで大谷の草庵で真宗宗義を学び、さらに関東の親鸞の足跡を巡拝する。43歳で本願寺を継いだ後は教化に努め、日常語によって宗義を宣揚したので真宗教団は大いに栄えた。その後、北陸を教化し山科本願寺を建て、大阪には石山別院を営む。浄土真宗では中興の祖として仰がれている。
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