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阿弥陀如来
西方浄土を主宰されているという仏様。
はるか昔、法蔵菩薩として修行していたとき、命有るもの全てを救うための四十八願を発し、成就されたことにより如来に成られたといわれます。
また梵語のAmitayusは無量寿、Amitabhaは無量光と漢訳されることから無量光(仏)、無量寿(仏)とも称されます。
四十八願の内の十八願は特に、「念仏を唱えるものは全て極楽浄土へと生まれ変わることが出来る。」と説かれ、浄土教諸派の本尊として敬われています。
浄土真宗のお仏壇では、絵像の方がありがたいとされ、主に御絵像を御祭りいたします。(木像でも問題はありません。)
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浄土宗の阿弥陀如来様 |
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浄土宗の阿弥陀如来様は、後背の形が舟形になっています。また、在家信者のお仏壇には立像を御奉りしなければなりません。これは、座像より立像のほうが立っている分だけ早く、救いを求めた時に来ていただけると信じられているからだそうです。 |
浄土真宗本願寺(西本願寺)派の阿弥陀如来様 |
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浄土真宗西本願寺派の阿弥陀様は、木像の場合は後背と後光が、絵像の場合は後光のみです。また、浄土真宗では、絵像の方がありがたいとされるので絵像軸を用いることが多いようです。 |
浄土真宗大谷(東本願寺)派の阿弥陀如来様 |
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浄土真宗大谷派の阿弥陀様は、木像の場合は基本的に後背がなくて後光のみ、絵像の場合も後光のみです。西本願寺派との差異は、後光の数が異なっています。浄土真宗では、絵像の方がありがたいとされるので絵像軸を用いることが多いようです。 |
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