宗派に関する質問?

曹洞宗の歴氏


 曹洞宗は道元によって中国より伝えられた禅宗の一派がもとになっていますが、国内において曹洞宗という宗派名が使われる様になったのは4代目の螢山の時代になってからだそうです。そのため曹洞宗には道元と螢山の2人の開祖が存在します。
 日本の曹洞宗は、宋で禅宗を学んできた道元が、京都深草の興聖寺を中心に布教活動を行ったのが始まりとされている。その後、興聖寺が焼失してしまったため信者の1人である波多野義重から寄進を受けた土地である、越前へと移った道元は永平寺を開き、この地で布教活動することとなりました。
 道元の没後、2代目・懐奘、3代目・義介らについて修行した4代目の螢山は、加賀の大乗寺において悟りを開いた。
 その後、螢山は総持寺と永光寺を開く事となった。特に総持寺においては、その後の曹洞宗の拠点となり現在に至っています。


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