真言宗の教え
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密教以外の宗教では、得(修行)を積む事で極楽往生出来ると説かれていましたが、真言宗の元となった密教では、真理を表す大日如来と一体となり修行をする事で、この世に在りながら仏となる事が出来る「即身成仏」を説きました。
また空海が最も強く説いた教えに「三密加持」がある。(三密は仏の"身体"・"言語"・"心"を現す"身"・"口"・"意"の3つの働き。)空海は煩悩を捨てて加持する事で、人間が持っている三業(三業は人間の"身体"・"言語"・"心"を現す"身"・"口"・"意"の3つの働き。)も三密となり、人も三密を得る事で仏になることが出来ると説かれました。
真言宗では、真言が仏の言葉という意味を持つように、現実の世において仏となる事を説かれています。 |
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