仏壇・仏具に関する質問?
 
中陰の期間中は、お灯明を絶やしてはいけないと言われるのは何故?

 昔から、中陰の期間中は"死者は自分の意思とは無関係に、香煙をたよりにして、真っ暗な所をトボトボと一人で行かなければならない"といわれ、この期間中の死者は、虚しさや心細さ、恐怖と不安の極致にあるのだといわれております…。ですから、残された家族の方々は、仏前にお灯明をお供えして「どうかこのお灯明をあの人に持っていってあげて下さい。どうかこの灯火で香煙を見失わないようにしてあげて下さい。どうか心安らかなご冥福を与えてあげて下さい。…」という願いから、この期間中はお灯明を絶やしてはいけないというのです。


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