仏壇・仏具に関する質問?
 
百ヶ日法要について

 私達、中善中悪の人間の場合は、死後七七日(49日目)の日に来世が決定されるのだといわれておりますが、この七七日の日がきても来世が決定されずに中陰を迷っているといわれる方も多くおられます……。
 百ヶ日法要はこのような方達、例えば、事故死や非業の死をとげたためにこの世の未練を断ち切れない方達、人知れず行き倒れられた方達、あるいは中陰法要を充分につとめてもらえなかった方達など、あの世とこの世の間にあって、不安や恐怖、悲しみや苦しみのどん底にある方達をお救いしましょう、供養してあげましょうという大切な法要であり、たとえ七七日間で救われなかった霊でも、この日には必ず次の世界へと生まれ変わっていけるのだといわれています
 また、百ヶ日法要は「卒哭」ともいい、この日で哭する(声をあげて嘆き悲しむこと)ことを終える日という意味があり、いつまでも嘆き悲しんでいないで、この法要を区切りとして強く明るく生きていくようにとの、仏様の優しくも厳しいお心もあるのです。



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