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お布施について(T) |
お布施の目安をどの位に……などといったお話をさせて頂こうと思ったのですが、その前に「布施」とはなにかについてご理解頂きたくお話をさせて頂きます。
布施には@法施、A法施、A財施、B無畏施の3つが有り、それぞれ"奪い合いの世界から、与え合う世界へ"という仏教における理想世界への意味を持っているのです。例えば、私達が法事を行いますときに、お寺様には仏様のお徳をたたえるお経を拝読して頂き(法施)、施主は参拝者を代表して、もしくは施主、参拝者が分担し合っての御法礼(財施)を施し、施主、参拝者はお互いに優しい言葉や思いやる心で接して(無畏施)一家の和合、一族の繁栄を与え合います。
"布施"の功徳は、まず、この様な「与え合いの世界」から生まれてくるのだというのです…。決して辞書にあるような「人に物を施しめぐむ事とか、僧に施しを与える金銭または物品」などといった表面だけの意味ではないのです。
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3つのお布施
法施 |
お寺様が世の人達に与える説法など、「精神的な支えの施し」。 |
財施 |
信者や檀家がお寺様へのお金、食べ物などの「財物の施し」。 |
無畏施 |
優しい言葉をかけたり、明るい笑顔、思いやる心で接する真心などといった相手が気分良くなるような「無意識による精神的な施し」 |
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