仏壇・仏具に関する質問?
 
 
念珠の起源
 木げん子経に、難国王(波琉璃王)が心の迷いを去り、日夜平安を得るための最も良い方法を尋ねますと、仏は、木げん子百八を以って念珠となし、常にこれを身に持ちて仏、法、僧を念ずれば衣食は自然に備わり、安楽を得て罪障もおのずから断除することが出来ると説かれました。これが念珠の興りとされています。
 決して、念珠は葬儀法要のためのみのものではなく、平安幸福のための最も尊い法具なのであります。
 また「数珠功徳経」によれば念珠の珠数は、百八、五十四、二十七、十四の挙げ、この他にも四十二、二十一、三十六、十八などの数を以って造る事が諸経に挙げられていますが、基本は百八で、百八煩悩を退散させるためといわれ、また百八尊をあらわすともいわれています。


糸魚川翡翠 二輪 頭付 : 八宗用
念珠についてのページに戻る

Copyright(c)2001 narme All right reserved