南無とは・・・
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どの宗派のお経にも出てくる「南無」には一体どの様な意味があるのでしょう? 「南無」とは梵語のnamasからきており、「身命を捧げて服従し、おすがりします。」という意味を持ちます。
それでは、南無阿弥陀仏、南無妙法蓬華経、南無太師遍照金剛、南無釈迦牟尼仏、南無………………等という時の「南無」も同じ意味なのでしょうか…?。
私は、自身が苦しみ、つらい時の「南無」には「おすがりいたします・助けて下さい」という帰命の意味を持ち、楽しい時、嬉しい時の「南無」には「有難う御座います・貴方様のおかげです」といった感謝の意味を持つと考えます。つまりは、この世界の全てをお造りになられ、生きる上での試練もありますが、喜びも与えて下さる仏様に棒げる感謝と祈りの言葉であると考えます。
ですから、宗派宗派の経文の前に「南無」という言葉がありますのは、宗派宗派のご本尊である仏様を「絶対に信じます」ということ、「ご本尊である仏様への感謝と祈りの心」、更には「貴方を信じます、決して疑う事などありません」といった、私達自身への厳しい呼びかけでもあるのです………。
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